アドビ代替ソフトと言われる、Affinityグラフィックソフトの新バージョンが公開された。(affinity by Canva)

参考URL> https://www.affinity.studio/ja_jp
Canvaアカウント作成が必須であるものの、アプリ自体は何と無料!
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私も軽く触っただけだが、特徴を箇条書きしてみた。
- 基本無料。
- 従来の Affinity Photo / Designer / Publisher を1本に統合。
- 新たに「Canva AIスタジオ」が追加された。
- 操作性はV2とほぼ変わりなし。
- UIデザインは若干変化。
- デスクトップ・iPadアプリはaffinity、ブラウザアプリはCanvaといった棲み分けか。
ちなみに本記事掲載の画像は、新Affintyで早速編集したもの。
なお、ヘルプ内の製品情報を確認すると、内部的にはメジャーバージョンが3となっていた。

元々有償だったプロプライエタリソフトウェアが無償になるパターンとしては、有名どころでは3DCG統合ソフトのBlenderが有名かと思う。
ちなみにBlenderは、日本では「無料ソフト」という触れ込みで参考書籍が販売されているが、厳密には世界中からの寄付で開発が続けられている。
蛇足だが、私も羽振りが良かった頃は、Goldメンバーとして毎月30ドル寄付していたことがある。
Affinityも無料になったとは言え、どこかで収益を得る必要がある。
だが現時点では、AI支援を利用する際にCanvaプレミアムプランの契約が必要になるものの、その他には制約が見当たらない。今後何らかの有償機能が増えるのであろうか。
いずれにしても、元々有償ソフトでPhotoshopやイラレと同等までは行かないものの、かなり近い機能を提供していたソフトが、機能そのままで無料化というのは、かなりインパクトがある。
いよいよ、affinityが天下を取りに来たか、といった感じである。