私が去年から住んでいる地域限定なのか、それとも全国的に増えた話なのか、判断に悩むところではあるが、以前から気になっていることがある。
それは、店員の客を見る目が、万引き犯を見る目であること。
【広告欄】
自覚はないというか、自分では気付いていないが、何か怪しい動きをしているのか、それっぽい人物と見られるのか、かなりの頻度で店員に監視されている。
もちろん、被害妄想や気のせいではなく、商品を見たり探したりする際に周囲を見渡すと、たいてい棚の物陰から、店員が仕事している振りをしながら、こっちを見て突っ立っているのが、時々視界に入る。
私も20代の頃に2年半ほど書店に勤めていた経験があり、その2年半で3件ほど万引き犯を捕まえたこともあるので、店舗側の苦労も理解している。
併せて「この店の店員、監視が下手だな」とも思っている。
だが、最近の店員の目は、客を客としては見ておらず、明らかに万引き犯を監視する目である。
今回この記事を書くに至った店舗は、県内の大手文房具店だったが、全国的な大手家電量販店や大手日用雑貨店でも、よく監視される体験をしている。
併せて、店員が特小機(特定小電力トランシーバー)を携帯している小売店では、店員間で情報共有しているらしく、監視する店員の数も一気に増える。
ここで店舗側に提案なのだが、客に声も掛けずに「万引き犯かも?」と背後から監視している暇があれば、「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」と積極的に声掛けしてくれるほうが、よっぽどマシかと思う。
お互い無駄な時間と嫌な思いをしないためにも。
私としてはネット通販ではなく、地元で頑張っているお店がなくならないよう、応援をしたい気持ちも含めて買い物をしているのに、店員側の対応が犯罪者を見る目であれば、正直応援する気持ちも失せる。
そもそも店員の声掛けを嫌う人は、現物を確認したいという意図がない限り、通販サイトで買い物をしていると思う。
もちろん、客側の質も下がり本当に万引きが増えて、致し方なく監視を強化している場合もあるかと思うので、何とも難しいところ。
個人的には、欲しかった商品だけでなく、ついでに色んな商品を見るのも好きなので、できればゆっくり店内を見回りたいところだが、今のご時世では難しいのだろうか。もしそうであれば残念な限りである。