~歳月人を待たず~

旧ブログ名:歳月不待(さいげつふたい)

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お手軽お気軽ポートレートレンズ

 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8。このレンズを私なりに一言で例えると、お手軽お気軽ポートレートレンズ、といったところ。

 メーカーの商品紹介ページ本文冒頭にあるキャッチコピーには、「ママのためのファミリーポートレートレンズ」とあるが、もちろん、ママ以外の方が使っても問題ない。

 その事を示すように、キャッチコピー直後に「気軽に持ち出してご家族やペットなど日常のポートレート撮影を楽しめる」と書いてあり、幼子を撮影するママに限定している訳ではない。

 そう言えば「天空の城ラピュタ」に登場する空賊・ドーラも、息子たちに「ママ」と呼ばれていたな。相応の年月を重ねた見た目ではあったが、子供から見ればいつまでも「ママ」であることに違いはないかと。

 話を少し戻して、ママをターゲットとしたのは、小さく軽くて取り回ししやすいレンズで、家計にも優しい価格設定だということを伝えたいためと思われる。

 実際、公式オンラインストアでは記事執筆時点(2025年5月)で3年保証付き税込3万円ほどで、他のオンラインショップでも新品2万円台、中古1万円台と、他のM.ZUIKOレンズシリーズと比べるとお手頃感がある。

 サイズについても、マイクロフォーサーズ焦点距離45mmなので、35mm判換算すると焦点距離90mmとなるが、他のセンサーサイズのレンズに比べて、本当にコンパクトに出来ていると思う。

 実際の写真については、近距離でぴったりピントが合えば、とても良い表現力だと思う。私が撮っても、たまにとてつもない解像度の写真を叩き出す。ブログだと等倍表示できないので残念。もっとも意図してサイズ縮小もしているが。

 ただ、メーカーもポートレートレンズとして売り出していることもあり、望遠撮影の表現力というか解像度はいまひとつ感がある。確かに望遠だと、引き寄せている分、空気のちょっとした淀みも撮影に大きく影響するが、この感覚は私だけではなかったようで、どなたかのブログ記事で、当レンズの解像度について独自検証した記事があったと思うので、興味ある方は探して欲しいと思う。

 まぁ、望遠撮影に関しては、M.ZUIKO DIGITAL 75mm F1.8や、PROレンズの高画質写真を見てしまうと、価格帯的に致し方ないところ。

 ただ、全体的にみると、日常ポートレート用レンズとしては、お手頃価格でとてもコストパフォーマンスの良いレンズだと思う。

では。


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M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8


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