~歳月人を待たず~

旧ブログ名:歳月不待(さいげつふたい)

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英語配列(US配列)キーボードのお話

長い前置き

 私は普段、日本語配列キーボードではなく、英語配列(US配列)のキーボードを愛用している。一番の理由は、ローマ字入力派の私にとって、キートップのかな刻印は目障りでしかなく、ごちゃごちゃした印象が嫌いな事。まぁ、普段キーボードを見ながら打つことはないので、見なければ良いという話もあるが。

 とりあえずキートップの刻印について、ここでぐだぐだ書いても分からないと思うので、百聞は一見に如かずということで、日本語配列キーボードと英語配列キーボードを並べて撮影した写真を掲載する。手持ちですぐ引っ張り出せたキーボードを撮影したので、横幅が違っていて申し訳ない。キーの大きさや間隔も微妙に違う。ご参考までに。

 日本語配列キーボードの例として挙げた、サンワサプライ製SKB-SL31BKの良いところは、テンキー付きの割にコンパクトで、カーソルキーが他の文字キーと同じ大きさであること。コンパクトキーボードだと、カーソルキーが他のキーと比べて縦が半分になっていることが多いが、 あれも個人的には嫌いだったりする。

 USキーボードの例として挙げた、マイクロソフト Surface専用ワイヤレスキーボード(WS2-00024?公式サイトには記載なし)は、いわゆるフルサイズキーボード、単4乾電池2本で軽く1年以上は動く小電力仕様で、Surface専用とはあったが、ただのBluetooth接続なのでSurface以外でも接続可能。実際、うちではHPやLGのパソコンで利用できている。

 購入当時の価格が1万円以上と、お値段高目だったものの、キーボード打鍵時の安定感とキータッチが好みだったので、Amazonブラックフライデーセールなどの際に毎年買い足して、別のパソコン用や予備を合わせて5台ほど持っている。ちなみに私が持っているモデルは2025年時点で販売終了しているが、「Surfaceキーボード(第 2 世代)」として、右WindowsキーがCopilotキーに置き換わったモデルが発売されている模様。

 なお、Surfaceキーボードは無線式(Bluetooth)だが、有線でフルサイズをご所望であれば、Perrixというドイツメーカーの PERIBOARD-210 英語配列キーボードが、値段も手ごろで、ストロークが浅めだが打鍵感もあって好みだった。  これも職場用・リモートワーク用といった感じで5台くらい持っていたが、アパート引越時にフルサイズが仇となり、引越業者からもらった段ボールに収まりきらず、Surfaceキーボードと取捨選択の末、泣く泣く処分してしまった。

 ちなみに無線式があるなら有線式は不要では?と思われるかも知れないが、無線式だとBIOS設定変更などの際に認識されずに操作不能になって困るので、キーボードとマウスは、小さく安いので良いので、最低1セットは有線式を用意したほうが良いと個人的には思う…と、アパート引越後に有線式を1セット買い直す羽目になった経験者は語る。

 いずれにしても、キーボードやマウスと言った周辺機器も、沼にはまると大変なことになるので、ご注意を。

日本語/英語キーボードの記号配置について

 それぞれの機器について長々と説明したところで、ここからが本題。

 日本語配列英語配列の大きな違いは、記号の配置が違うこと。配置が同じ記号もあるものの、例えばテンキーではないほうの数字2キーについて、日本語配列ではダブルクォーテーションだが、英語配列ではアットマークとなる。

 あとは括弧記号()について、日本語配列では8・9キーに割り当てられているが、英語配列では9・0キーと、日本語配列と比べて一列右にずれている。ちなみに英語配列側の数字8キーには、アスタリスクが割り当てられている。

 その他、Enterキー回りもかなり違う。

 日本語配列だとEnterキーが大きく自己主張が激しいが、これは一部の方がキーボード入力した最後に、人差し指で大きく叩くため…かどうかは定かではないが、英語配列だと主に1行分しかなく、その空いたスペースにバックスラッシュなどが配置されている。ちなみに日本語配列側の右Shiftキーが狭いのは製品固有のものなので、ご参考程度に。

設定について

 英語配列キーボードの話をしたついで、日本語入力の切り替えはどうしているかと言うと、Windows11の設定を変えて、Ctrl+SpaceでIME ON/OFFを切り替えるようにしている。ちなみにここで変更場所をざっくり書くと、以下の通り。

設定>時刻と言語>言語と地域>日本語>…言語のオプション>キーボード>Microsoft IME>…キーボードオプション>キーとタッチのカスタマイズ>キーの割り当て>オン>Ctrl+Space>IME-オン/オフ
※2025年5月時点。

 …と、とてつもなく深い場所にある。一応画面キャプチャも貼り付けておく。

 あと、キーの刻印と実際に打つと出てくる記号が違う場合、例えば@を打ったつもりがカギ括弧になったり、逆に@を打ったつもりがダブルクォーテーションになる場合、キーボードレイアウトの設定が違っている可能性がある。こちらに関しては先の設定から少し浅い場所、言語のオプションで、キーボードレイアウトに関する設定項目があるので、実際のキーボードレイアウトに適宜変更して、本体を再起動する。

 あ、そうそう。上記の設定変更や操作方法などについて、個別の質問対応やアドバイスなどは行わないので、悪しからず。では。