はじめに
前日のニュースで、2025年9月8日未明に皆既月食があるという話は聞いていたが、深夜だったので一度は観賞を諦めていた。
だが幸か不幸か、昨晩は眠りが浅かったため、仮眠を取りつつと言った感じで皆既月食の観賞と、初の写真撮影にチャレンジしてみた。
【目次】
【広告欄】
2025年9月8日の皆既月食について
今回の皆既月食に関する情報について、丸投げになるが、国立天文台の「ほしぞら情報」というページを参照してもらえればと思う。
参考> 皆既月食(2025年9月) | 国立天文台(NAOJ)
自宅アパートの窓越しに観測する
私が今住んでいるアパートは、窓のある南側に高い建物が建っておらず、空が開けているので、出不精の私にとっては、室内にいながら写真撮影も出来る絶好の観測場所となった。
室内で、エアコンの設定温度は高めながら効いているので、ある意味快適。
(実際には、窓際でエアコンの風が届かず、汗をかきつつ観測と撮影になったが。)
なお、南向きで窓も大きいため、今夏のような酷暑では室内温度上昇というデメリットはある。
あと、窓越しでの撮影のため、窓ガラスが汚れていると写真の質も下がるが、その時はその時と早々に覚悟を決めた。結果としては、思ったより綺麗に撮れたが。
今回の撮影機材について軽く触れる
今回使用したデジカメ本体とレンズは次の通り。
- OM SYSTEM OM-5
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
- SLIK製三脚(30年ほど前に購入)
個々の機材について詳しく書くと記事1本分になるため、詳細はまた改めて。
要点をひとつだけ書くと、35mm判換算で焦点距離300mm、マイクロフォーサーズ機で焦点距離150mmまで望遠できるズームレンズを使用した。
特に伝えたいことは、スマホで普通に月を撮っても点にしかならないが、35mm判換算で焦点距離300mmの望遠レンズを使っても、この後に公開する写真程度の大きさにしかならないということ。
人によっては、もっと写真いっぱいに写る月を撮りたいと思うかもしれないが、月や惑星の撮影は、プロや天文ファンでもない限り、素人が安易に手を出すべきではない。たいてい後から後悔することになるので。
いざ観測と撮影
ここからが当記事の本題。
なお最初にお断りだが、デジカメの時刻調整を失念したため、撮影時刻が実際の時刻より少し早い。
今デジカメを確認したら、実際より4分ほど進んでいたので、以降の時刻表記から4分ほど巻き戻して貰えればと思う。
とりあえず今回は、ファイルに記録された撮影日時を元にして、時間の修正は行わずに話を進める。
あとついでに、ブログ用に画像サイズを縮小しているが、それ以外は画像に手を加えていない。
2025年9月8日午前0時53分ごろ、月食が始まる前。時々薄雲が流れたが、天体観測の気象条件としては悪くない。(以降、日付は省略。)

午前1時51分ごろ、部分食で半分以上は欠けていた。雲も晴れ、絶好の観測条件。

午前2時17分ごろ。30分ほどの間隔で更に欠けてきた。

午前2時41分ごろ。皆既食が始まって間もない頃。

上の写真と同じく午前2時41分ごろ。露出オーバーで少し白飛びしているが、本来、満月の光に負けて見えない背景の星がはっきり映っていたので掲載。

午前3時18分ごろ。皆既食の最大付近。赤銅色(しゃくどういろ)が特徴的。まるで、小型の反射式望遠鏡で見る最接近時の火星のよう。

午前3時23分ごろ。先の写真より月が暗いが、肉眼で見た感覚としては、先の写真よりこちらの写真のほうが再現性は高いように感じる。

午前4時5分ごろ。皆既状態が終わり、月に光が少し戻ってきたところ。

残念ながら窓越しで写真撮影できたのは、ここまで。
余談
最後の写真を撮ったあと、西の空に傾きつつある部分食の月を眺めていた際、ふと夜空に浮かぶミカンを想像した。
そういえば、アニメ「彼方のアストラ」の序盤で、アリエスが手荷物で持っていた冷凍ミカンが宇宙空間を漂う印象的なシーンがあるが、まさにあの感じだった。
いずれにしても、満月の月は存在感がありまくりだが、皆既月食の月は、とても幻想的に感じるひとときであった。
あとがき
皆既月食を眺めるなんて、何十年振りくらいであろうか。しかも今回は気象条件がとても良く、雲に邪魔されることもなかった。
つい先週まで、夜中のゲリラ豪雨やら台風通過で天気が悪かったので、文字通り奇跡的と言ってもよいかと。
あとは、海外からの迷惑電話で叩き起こされることがなければ、いい1日になりそうだったのに。眠気を感じつつ、この記事を書いた次第。
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