~歳月人を待たず~

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え?パンタグラフキーボードって言うの日本だけ?


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発端

必要に駆られて、Amazon英語配列(US配列)のパンタグラフキーボードを購入し、ブログ記事にしようと下書きしていたところ、英語の説明文に「パンタグラフ」っぽい記載がなく、あれ?これもしかして商品違い?と疑心暗鬼になって調べたのが、事の発端である。

今回買ったキーボードについて軽く説明

ちなみに今回買ったキーボードは、ドイツ・ペリックス社製の英語配列(US配列)、パンタグラフ式で有線のキーボード、perixx PERIBOARD-210 という製品で、実は今回、購入4回目となる。

先に買った3つは、3千円弱とお手頃価格なのに打鍵感が良くて気に入り、自宅用・職場用といった具合で増えていったのだが、フルサイズが仇(あだ)となり、アパート引越時に梱包用の段ボール(中・小)に収まらず、泣く泣く全て処分した経緯がある。

ちなみにパッケージに同梱された取扱説明書には、日本語ページに「キースイッチ パンタグラフ」と書いてあるが、英語ページには「Type of keyboard Scissor-switch」としか書いておらず「パンタグラフ」っぽい単語が書かれていないことを、購入4回目にして初めて知った。過去の私、取説見てない。

辞書のひとつには一応英語表記が書いてある

もしかしてパンタグラフとは、海外で通用しない和製英語なのか?と思い、辞書アプリで調べてみたところ、複数持っている辞書アプリのひとつに「パンタグラフ-キーボード」という見出しと共に、英語表記で「pantograph keyboard」と書いてあった。

なお「パンタグラフ(pantograph)」自体については、電車の屋根にある、ひし形の集電装置であると共に、アナログ時代の製図機器が紹介されているので、この単語自体は存在する。

但し、他の辞書には「パンタグラフ-キーボード」に関する記述は見つからなかった。

Google翻訳で調べてみた

辞書アプリの解説だけでは何とも言えないので、取扱説明書に書かれた内容を元に、各国語でキー種別の「パンタグラフ」をどう表現しているのか、Google翻訳で調べてみた。

結果は、下表の通り。

言語取説上の国表記説明内容Google翻訳結果
英語English(US/UK)Type of keyboard Scissor-switchキーボードの種類 シザースイッチ
ドイツ語Deutsch(DE)Tastentyp Scherenstruktur Tastenキータイプ シザー構造キー
スペイン語Español (ES)Tipo de tecla Tecla tipo tijeraキータイプ シザーキー
フランス語Français (FR)Type de touches Membrane de type ciseauxキータイプ シザー型メンブレン
イタリア語ITALIANO (IT)Tipo di tastiera Tasti a forbiceキーボードタイプ シザーキー
日本語日本語 (JA)キースイッチ パンタグラフ
中国語简体中文 (SC)键型 剪刀脚结构キー型 シザーフット構造
中国語繁體中文 (TC)按鍵類型 剪刀腳結構ボタンタイプ シザーフット構造

アルファベットだけを使える国はともかく、中国語やスペイン語など、日本語や英語にない文字があると直接入力できず、日本語からわざわざ翻訳変換しないといけないのが、地味に面倒だった。

なお、使用端末や環境によって表中の文字が表示できないかもしれない。お知らせまで。

とはいえ、日本で言うキーボード種別の「パンタグラフ」は、他国では全て「シザー」つまり「鋏(ハサミ)」となっていることが分かった。

但し、これはあくまでもペリックス社製キーボードの取扱説明書に書いてあった表示なので、もしかしたら、他社の取扱説明書などでは表記が違うかもしれない。

韓国語はどう表現している?

ペリックス製キーボードの取扱説明書には、韓国語の説明ページがないので、参考までにというか興味本位で、韓国語も調べてみた。

とりあえず韓国版wikipediaのキーボードに関する記事を日本語翻訳して確認したところ、英語版wikipediaの記事と同じく、ラップトップの説明文に「가위 스위치」(ハサミ スイッチ)と書いてあったので、韓国でも「パンタグラフ」ではなく「ハサミ」のようである。

ちなみに韓国語で「ハサミ」は「가위」で、日本語発音的には「カウィ」になると思うが、「스위치」は発音がほぼ「スイッチ」であり、日本と同じく外来語が混じっているのは、おまけ情報。

寂しい結末

ここまで書いておいてなんだが、実は日本版Wikipediaのキーボードに関する記事の中で、パンタグラフに関する記述内に「英語ではシザー(Scissor)と呼ばれる」としっかり書かれていることに、後になって気付いた。徒労かよ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/キーボード_(コンピュータ)#キーボードの機構

あと、記事タイトルがURLになる仕様が原因だと思われるが、URLに半角括弧を使うのはやめて欲しい。markdown形式で本文中にリンクが張れない。

結論と八つ当たり

結論としては、和製英語とまでは言えないものの、日本以外の国ではキーボード種別の「パンタグラフ」はなく「シザー(ハサミ)」と呼ぶのが一般的らしい。

私個人の推測だが、英語で「Scissor switch」(シザースイッチ/ハサミスイッチ)と呼ばれた名称が、各国ではそのまま採用されたが、日本では余計なお世話で、ひねりを加えて意訳されたのであろう。

とはいえ、同じ東洋の韓国や中国ですら、ハングル「가위」と漢字「剪刀」で表記に違いはあれ、意味は同じ「ハサミ」なのに、なんで日本だけ「パンタグラフ」なのか。日本で最初に「パンタグラフ(式)キーボード」と名乗ったメーカー担当者を小一時間問い詰めたい気持ちである。

まあ私も無駄な作業や思考が多いようで、人のことは偉そうに言えないが。


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