たまに記事化するお気に入りコミック。
今回は、2026年5月に新刊が発売された作品を紹介。
なお、狙った意図は全くないのだけど、ジャンル的にTS系ばかり。
ちなみにTSとは、トランスセクシャル(transsexual)の略で、医学的には?性同一障害の事を指すらしい。
だけど、日本のコミックでは主に、男の子が肉体的に女の子に性転換した系のお話をTS系と呼んでいる。
基本的には、男性視点のエロ要素多めなコメディ作品が多いけど、中には性転換したことで、真剣に悩み苦しむ主人公を描く作品もあり、なかなかに奥が深い。
余談だけど、性転換自体は全く架空の話という訳でもなく、クマノミやベラなど、魚が大きさによって性転換するのは、けっこう有名な話。
もっとも、魚よりも複雑な体の構造をしている人間が、何かの拍子に、肉体的に性転換する事はまずないけど。
【目次】
お兄ちゃんはおしまい!(11)
私が初めて読んだTS系コメディ作品。
出来の良すぎる妹との対比で悩み続けた結果、自宅警備員(引きこもり)となった主人公が、妹が盛った薬で女の子になってしまい、人生を女の子としてやり直すコメディ作品。
本作では、主人公が性転換しただけでなく、見た目の年齢も若返っているので、たまに世代間ギャップが発生する状況が面白い。
元々、同人誌だったせいか、柔らかめの画(え)とは裏腹に、台詞やイベントなど少し下劣な部分がある。
過去にアニメ化されているけど、なぜか原作よりも胸が強調されたりと、個人的にはいまいちだった。まぁ原作は原作で、アニメ化できない描写や発言があるけど。
8巻で復活したMMORPGネタが少し多めな11巻。男子2人組も無事?合流して、オチも提供するなど大活躍。
作者も情が移り、当初ゲストキャラ扱いだったロボが、その後、各話で地味に活躍する。
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上杉くんは女の子をやめたい(5)
TS系にしては珍しく?少女漫画誌(ウェブ版)に連載のラブコメ作品。
(私が勝手に呼称してる)ちゃお系の、顔の面積に対して(他誌より)目が大きな主人公。私が知ってる頃よりは控えめの顔立ちにはなってるけど。
タイトルでは「やめたい」と一方向になってるけど、主人公は女の子を続けてもいいと思ったり、どっちとも決断できなかったりと、気持ちが揺らぎ気味。
意図せず女の子になり、喜んだり悩んだりと喜怒哀楽の波がある主人公に対して、女の子に変化したことをサラッと受け入れる同級生や大人たち。大らかすぎw
性別により、立ち方やしぐさがスッと変わる器用な主人公。(TS系あるある?)
読者層が小中学生女子の「ちゃお系」だからか、性教育的な話や、危険な大人に対する注意・警戒なども描かれている。
最近はLGBT(性的少数者)を真面目に扱った作品もあるけど、本作では性別関係なく主人公の事が好きな男の子と、彼を同性愛者と認識した上で恋敵(ライバル)として扱う女の子との三角関係が斬新。
とは言え、三角関係のど真ん中にいる主人公が、周りの気持ちに鈍感というのは、ベタすぎる平凡な設定だけど。
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オレが私になるまで(6)
いわゆるTS系にしては珍しく、シリアスで重めの作品。
画力だけで言うと、正直なところ綺麗な画(え)ではないけど、主人公の気持ちが細かく表現されている。
登場人物は皆、仲の良い同級生もいれば、関係の悪い同級生も居たりと、同性・異性を問わず、悩み多き年頃といった感じ。
連載は読んでないので理由は分からないけど、コロナ禍以降(2000年以降)は発売ペースが落ちており、4巻以降は約2~3年ごとのスローペース。これまでの話を忘れたり、未完打ち切りが頭をよぎるほど。
6巻では、主人公が性転換した後に親友となった女の子二人に、真実を打ち明けてからのお話。
主人公は、病気のこともあり、周りからどう思われているのかでよく悩んでいるけど、6巻のラストでは、女の子として、かわいくなりたい気持ちを前に出して、同じ病気の子と対面しようとしている。
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